本文へ移動

災害救護活動

災害活動記録

院内防災訓練×関東ブロックDMAT訓練を実施!!(2023/11/25-26)
2023-11-25
令和5年11月25日~26日に実施された「令和5年度関東ブロックDMAT訓練」に併せて、当院は25日(土)、災害拠点病院として多数傷病者受入訓練を行いました。コロナ禍を経て4年ぶりの院内防災訓練となり、初参加の職員も含め、各部署から総勢84名が参加しました。

訓練想定は、前日24日(金)21時に相模湾沖を震源とした最大震度7の地震が発生。各エリアで必要な準備を整え、25日(土)10時から傷病者受入を開始しました。正面玄関でトリアージを行い、傷病者は赤・黄・緑エリアに次々と搬送されました。資機材の不足や転院先が見つからない等、課題に直面しながらも災害対策本部や現場指揮所と調整を図り、対応していきました。普段と異なる状況下でも、傷病者の不安に寄り添う声かけや、限られた資機材で工夫を施す職員の姿が見られました。

訓練終盤には、茨城県から支援DMAT隊が当院に到着。その後、秦野市内の各病院へ向かってもらい、災害拠点病院である当院への状況報告を依頼するという訓練も行いました。

翌26日(日)は、富士山噴火を想定した机上訓練を実施。降灰に際して当院で起きうる事態と対応等を検討しました。

参加した職員からは、「訓練の経験を積むことで災害のイメージと自分の役割の認識を持つことができると思った」、「多重課題の中でも冷静に判断し、傷病者への看護を忘れない」等の感想がありました。今回見つかった課題も踏まえ、いざという時に対応できるよう、今後も職員一丸となって訓練を重ねていきます。

院内防災訓練には、各赤十字奉仕団員や防災ボランティア、近隣の看護学生等52名の皆さんに、傷病者や搬送役としてご協力をいただきました。誠にありがとうございました。
トリアージエリア(正面玄関の様子)
黄エリアの様子
現場指揮所の様子
TOPへ戻る